焦点:金融サミット開幕へ、政治対立で成果限定か
[ワシントン 13日 ロイター] 緊急首脳会合(金融サミット)が14日夜、ワシントンで開幕する。金融危機の再発防止に向けた対策が話し合われるが、政治的な対立で大きな進展は期待できないとの見方が多い。
議長を務めるブッシュ米大統領の任期は残り2カ月。欧州は市場の規制強化を主張しているが、ブッシュ大統領は規制強化に消極的な姿勢を示している。
今回のサミットには新興国の首脳も参加するが、新興国の参加自体が議論の紛糾を招くとの見方も出ている。
先進国は、国際通貨基金(IMF)など国際機関に新たな役割を付与することを検討しているが、新興国の間ではIMFの権限強化に慎重な姿勢が強い。
ただ世界経済は景気後退色を強めており、各国首脳は金融危機の原因と今後の対策について何らかの指針を示す必要に迫られるとみられている。
ブッシュ大統領は13日、「金融セクターの改革は不可欠だが、今日の問題の長期的な解決策は持続可能な経済成長にある」と発言。
「答えは新たなシステムを作り出すことにはない。われわれが直面している問題を解決し、必要な改革を行い、世界中の人々に繁栄と希望をもたらしてきた自由市場の原則を推進していくことが答えだ」との考えを示した。
<規制めぐる米欧の対立> 続く...













