ゲーム機各社、好調な米クリスマス商戦を見込む

2008年 11月 14日 15:47 JST
 

 [ニューヨーク 13日 ロイター] 金融危機による景気悪化で小売業者が苦戦するなか、米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)などのゲーム機メーカーは、好調なクリスマス商戦を見込んでいる。

 当地で開かれているBMOキャピタル・マーケット会議で、マイクロソフトのエンターテイメント部門のマウント最高財務責任者(CFO)は「ゲーム業界は他の業界に比べ(金融危機による消費低迷に)よく耐えられる」との見方を示し、「慎重ではあるものの、楽観的な見方を維持している」と述べた。

 また任天堂アメリカのReggie Fils-Aime社長はロイターとのインタビューで、家庭用ゲーム機Wii(ウィー)が売り切れる状態は続いており、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の売り上げは前年比約20%増加していると述べ、売れ行きが好調なため、任天堂は現在250ドルで売られているWiiの値下げは計画していないと語った。

 マイクロソフトは9月に「Xbox360」のエントリーモデルの価格を200ドルに、またソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)は昨年、次世代DVD規格「ブルーレイ・ディスク(BD)」に対応し80ギガバイトのハードディスクドライブを搭載した「プレイステーション(PS)3」の価格を約400ドルに引き下げている。

 任天堂アメリカのReggie Fils-Aime社長は「ゲーム業界全体に関しては、慎重ながらも楽観的との見方がふさわしいが、任天堂に限って言えば非常に楽観的だ」と述べた。

 BMOのアナリスト、エドワード・ウイリアムズ氏によると、ゲーム機のユーザー数はこの1年で約50%増加した。このため同氏は、クリスマス商戦中にゲームソフトの売り上げも伸びるとみている。

 ただし同氏は、ゲーム業界の今後の発展はこれまでゲーム機に関心のなかった新しいユーザーをいかに獲得するかにかかっていると指摘。エレクトロニック・アーツ(ERTS.O: 株価, 企業情報, レポート)子会社のゲームソフトメーカー、EAスポーツのムーア社長は「景気の先行きは全く読めないため、消費者がゲームソフトに関心を示してくれるか、今は息をのんで見守っている状態だ」と述べた。

 
 
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