米フォードがマツダ株20%を売却、提携は継続

2008年 11月 18日 22:11 JST
 

 [東京 18日 ロイター] マツダ(7261.T: 株価, ニュース, レポート)は18日、筆頭株主の米フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)がマツダ株約20%を売却すると発表した。売却額は520億円強。経営不振に直面するフォードは手元資金の確保を急ぐ。

 フォードの出資比率が33.4%から約13%に低下するのに伴い、マツダは生え抜き主体の経営体制に改めるほか、社長も交代する。しかし両社の提携関係は維持し、フォードは筆頭株主のまま、タイでの合弁生産や車台の共同開発などを継続する。

 <フォード以外との提携は考えず>

 フォードは19日にマツダ株を売却する。マツダは20%のうち、約7%を東証の時間外取引で取得する。買い付け価格は18日終値の1株184円。総額179億円になる見込みで、マツダはすべて自己資金でまかなう。取得した自社株は当面、金庫株として保有する。

 残りの約13%はマツダの取引先20社以上に売却する。売却先の社名は開示しない方針だという。

 広島本社で会見した井巻久一社長は「(フォードとマツダの関係は)自動車業界で最も成功している関係の1つ。今後も共同生産や共同開発などを継続していく」と語った。フォードとの資本関係が薄れることで、海外販売などへのマイナス影響が懸念されるが、井巻社長は「フォード以外との提携は現時点で考えていない」と述べた。

 <社長交代は半年前倒し>

 併せてマツダは、19日付で山内孝副社長が社長兼CEO(最高経営責任者)に就任する人事も発表した。井巻会長・社長兼CEO(最高経営責任者)は会長となる。フォードが派遣していた取締役3人のうち副社長を除く2人は退任し、マツダ生え抜き主体の役員体制に改める。  続く...

 
 
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