サウジのアルワリード王子、米シティへの出資比率引き上げへ

2008年 11月 21日 03:24 JST
 

 [ニューヨーク 20日 ロイター] 米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)の最大個人株主であるサウジアラビアのアルワリード王子は、出資比率をこれまでの4%弱から5%に引き上げる方針を表明した。

 これを受けてシティの株価は寄り付き前の取引で6%超上昇した。しかし、その後は下げに転じ、一時10%以上下落した。

 アルワリード王子は声明で、シティの株価が2006年末ごろから約90%下落していることについて「著しく過小評価されている」との認識を示した。

 パンディット最高経営責任者(CEO)を含む「シティの経営陣を全面的かつ完全に支持する」とし、シティは「銀行業界や世界経済が直面している厳しい状況を切り抜けるために必要なすべての措置を講じている」と述べた。

 さらに「シティの国際的銀行モデル・フランチャイズが、金融サービス業界で長期的に成功を収めることを確信している」とした。

 ナイト・エクイティ・マーケッツのマネジングディレクター、ピーター・ケニー氏は「同王子の(追加)出資額は1億ドルに満たない。これはさほど大きな金額ではない」と指摘した。

 
 
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