米財務省がMMF救済、最大56億ドル買い取りへ

2008年 11月 21日 09:18 JST
 

 [ワシントン 20日 ロイター] 米財務省は、リザーブ・ファンドの「米国政府ファンド」から最大56億ドルを買い上げることで合意した。政府保証プログラムに基づくマネー・マーケットファンド(MMF)救済となる。

 財務省によると、この「異例の」措置は、ファンドの秩序だった清算を支援するために行う。財務省報道官は、他のマネー・マーケットファンド(MMF)への同様の救済は必要ないとの見通しを示した。この米国政府ファンドへの償還請求が増えたための措置。

 米国政府ファンドは、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.P: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.P: 株価, 企業情報, レポート)発行の短期債をはじめ、政府機関債に投資していた。証券取引委員会(SEC)に資産を清算できるまで償還の一時停止を認めるよう求めていた。

 今回の合意では、ファンドは45日の間に償却原価かそれ以上での売却を試みる。2009年1月3日以降は、財務省がラストリゾートとして買い取る。投資家が1株あたり1ドル受け取ることができるよう、償却原価で買い取ることになる。資金は為替安定基金を利用する。

 米国政府ファンドの資産は9月半ば時点で100億ドルで、リザーブ・ファンドは1週間で60億ドルの償還請求を受けた。

 リザーブ・ファンドによると、ファンドの資産額は現在63億ドル程度で、うちキャッシュが2億3100万ドル。財務省報道官は、買い取り時までに56億ドル程度に減少する見込みだと述べた。

 
 
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