FRBゼロ金利政策採用との見方高まる、当面継続する可能性

2008年 11月 21日 15:23 JST
 

 [シカゴ 20日 ロイター] 米経済がスパイラル的な下降局面となるなか、連邦準備理事会(FRB)が金利水準をゼロとし、当面継続するとの見方が高まっている。

 10月の消費者物価指数(CPI)が過去最大の低下率となりデフレリスクが高まるなか、斬新な金融政策をとるとの予想もでてきた。

 JPモルガン(ニューヨーク)のエコノミスト、マイケル・フェローリ氏は、12月と1月の連邦公開市場委員会(FOMC)で2回の0.5%ポイントずつ利下げし、史上初めてのゼロ金利にすると予想している。その上でデフレリスクにより「FRBは2009年いっぱいはゼロ金利政策を続けるだろう」と述べた。

 20日発表された週間新規失業保険申請件数は54万2000人と16年ぶり高水準となった。

 フェローリ氏は「労働市場の緩みが拡大している状況ではデフレとなる可能性が高い。その上、金融がタイトな状況で、緩みが改善するのが遅れている」と述べた。

 12月のFOMCは予定された1日ではなく、2日開催されると発表されたことで、FRBが何らかの大胆な政策を考えているとの見方が強まった。金利先物市場では、年末の金利水準が0.25―0.5%になることを織り込んでいる。

 FRBのコーン副議長は19日、デフレが定着するリスクに対して積極的な措置を講じる必要があるとの見解を示した。

 4キャストのアナリスト、ルディ・ナーバス氏は「最近の経済指標や10月FOMC議事録、コーン副議長発言をみると、FRBはこれまで考えられていたほど、ゼロ金利を嫌がっていないようだ」と述べた。  続く...

 
 
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