米クリスマス商戦、スタートで遅れる
[コロンビア(米メリーランド州) 29日 ロイター] 米クリスマス商戦はスタートで遅れた。金融危機で家計が圧迫される中、消費者は注意深く買い物をしており、クリスマスが近づいて価格が下がるのを待つかもしれない。
クリスマス商戦の開始とされる感謝祭翌日の「ブラックフライデー」からの週末の速報は、クリスマス商戦の総売り上げは1990年代の初めににデータを集計し始めて以来初めて縮小する可能性があるという一部のアナリストの見方を補強する内容となった。
客足を計測するShopperTrakによると、28日のブラックフライデーの売上高は3%増の106億ドル(約1兆0070億円)で、伸び率は2007年の8.3%増を下回った。
Telsey Advisory Groupのアナリスト、ジョゼフ・フェルドマン氏は「初期の反応はポジディブかもしれない」ものの、インフレを除いた売上高は前年比でおよそ横ばいで、Telsey Advisory Groupは、クリスマス商戦の総売上高は横ばいかやや減少するとみていると述べた。
29日にインタビューした買い物客らは、この週末のセールにはがっかりしたと語り、この先数週間でさらに割引率が高くなるだろうとみており、利益率の低さに苦しむ売る側には心配な兆候を示した。
ニュージャージー州のジャージーシティにある百貨店大手メイシーズ(M.N: 株価, 企業情報, レポート)で買い物をしていたローズ・フェルナンデスさんは「価格に満足していない。買う価値があると思えば手に取るけれど、もし待てるなら、様子を見る。クリスマスの翌日までだって待てる」と話した。
ShopperTrakは、今年のクリスマス商戦は感謝祭からクリスマスまでが27日と、昨年の32日と比べて短い点を指摘。同社の共同創設者、ビル・マーティン氏は「(クリスマス商戦が短いことが)優柔不断な消費者を油断させ、さらなる売上高の低下につながるかもしれない」と述べた。
<解雇の可能性が消費に歯止め> 続く...
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