日経平均が大幅続落:識者はこうみる

2008年 12月 2日 11:55 JST
 

 [東京 2日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は大幅続落。1日の米株急反落をきっかけに海外投資家の換金売りが再び活発化する一方、買い手が不在の状態で、一時、11月21日以来の8000円割れとなった。市場関係者のコメントは以下の通り。

 ●前週の戻り歩調の反動、5日の米雇用統計に注視

 <新光証券 エクイティ情報部マーケットアナリスト 高橋幸男氏>

 日米株ともに、ファンダメンタルズの悪さに変わりがないなかで前週、戻り歩調となった反動もあり、今週は経済指標の予想以上の悪さにより敏感に反応しているようだ。米国を中心に世界の景気は10月から11月にかけての落ち込みの角度が最も大きく、10─12月期の経済成長率は7─9月から更に悪化するのはほぼ確実。相場は最悪のファンダメンタルズを通過中だ。5日の11月米雇用統計が、市場の景気悪化の織り込み度合いを図る試金石となりそうだ。

 日経平均は、11月21日の安値をもう一度トライする可能性もあり、3番底の形成となるかどうか注目している。空売り規制などの影響もあり海外投資家が不在で裁定買い残が減少し、流動性が低下。ますますの見送り商状で、売買代金は膨らまない。日経平均が7000円台半ばまで下落すれば、個人投資家などが買いを入れる可能性もある半面、上値での買いは期待できない。

 一方、季節的には12月の年末で換金売り需要が残っており、来週12日のメジャーSQ(先物とオプションの特別清算指数)算出に向けて、売りが先行しがちとなりそうだ。

 ●換金売りふたたび、下落要因は指標より需給

 <三菱UFJ投信 戦略運用部副部長 宮崎 高志氏>  続く...

 
 
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