中国株は20%の上昇余地、建設株など推奨=ボセラ・アセット

2008年 12月 2日 19:02 JST
 

 [上海 2日 ロイター] 中国の資産運用会社、ボセラ・アセット・マネジメントは中国株について、今後20%の上昇余地があるとの見方を示し、長期投資家に中国株を段階的に買い増すことを推奨した。

 ボセラ・アセットの主席リサーチコンサルタント、チャールス・キムバル氏はインタビューで、建設関連株や自動車セクターを含む消費関連株を推奨する一方、輸出関連、不動産、銀行株に対しては慎重な見方を示した。

 同氏は「相場は下方に傾きすぎている。現在の水準から20%の上昇は明らかに可能だ」と述べた。ただ、いつまでに上昇するかには言及しなかった。

 相場が底値をつけたかどうかは明言しなかったものの「投資家は資金を段階的に市場に投入するべき」と語った。

 また自動車セクターについて「1人当たり所得は引き続き伸び、自動車購入を求める消費者が増え、その結果需要は戻ってくる」との見方を示し、「減産すれば需要が予想以上になるという嬉しい驚きがある。このセクターは売られすぎている」との見方を示した。

 建設関連株については、インフラ整備などに重点をおいた4兆元規模の景気刺激策の恩恵を受ける可能性が高いとし、推奨した。

 銀行株は、景気低迷で各行の不良債権が増加する可能性があるとし、慎重な見方を示した。

 繊維、家具、玩具メーカー、港湾機器、コンテナ、海運などの輸出関連株については、中国製品に対する外需が今後数年引き続き低迷する可能性があるとし、推奨しない考えを示した。

 ボセラ・アセットの第3・四半期末時点の運用資産は1239億元(180億ドル)。

 
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