今日の株式見通し=反発、買い戻し一巡後はもみあい
[東京 3日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京株式市場で日経平均は反発する見通し。2日に米自動車大手が再建策を提出したことを受けて、米民主党上院のリード院内総務が、自動車業界救済法案について8日までに何らかの形の自動車業界救済法案の準備が整うと述べたことなどから、米株市場同様に国内株式市場でもひとまず安心感が出るという。
きょうの日経平均は、2日のシカゴ日経平均先物の終値である8075円にサヤ寄せする形で始まるとみられている。ただ、ファンダメンタルズの悪さに変わりはない上、為替も落ち着いていることから「多少取り戻す程度。トレンドの転換とはならない」(大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏)との声が出ている。買い戻し一巡後は、8000円を挟んでもみあいの展開が予想されている。
日経平均の予想レンジは7900円─8100円。
きょうの国内株式はひとまず反発するとみられているものの、市場では「投資家の慎重なムードに変わりはない」(国内証券)との声が少なくない。今晩に11月の米ISM非製造業景気指数の発表を控え、ファンダメンタルズの悪化度合いを確認する局面が続きそうだ。
国内については、日銀が2日、3兆円規模の資金繰り支援策を決定したが、市場では「効果については未知数で、株式市場の反応は限定的となりそうだ」(国内投信)との声がきかれた。
前日は、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)が一時、年初来安値を割り込むなど、主力株中心に売られた。きょうは輸出株、商社株、銀行株など幅広く買い戻しが入るとの予想である半面、「外部要因が依然、不透明なので、底入れ感は出づらい」(大和証券SMBCの高橋氏)という。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)
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