11月米自動車販売は約37%減、1982年来の低水準
[デトロイト/ロンドン 2日 ロイター] 11月の米国内自動車販売台数は、前年同月比約37%減の74万6789台となり、1982年以来最低の水準に落ち込んだ。
販売台数の減少は13カ月連続。クライスラーが47%、ゼネラル・モーターズGM.N41%、フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)が31%、それぞれ落ち込んだ。主要メーカー各社は、世界最大の自動車市場である米国で今後6カ月間は自動車需要の回復の兆しは見込めないとしている。
月間販売台数は9月に15年ぶりに100万台の大台を割り込んだ。
米調査会社オートデータによると、11月の季節調整済み年率換算での販売台数は約1020万台を若干下回り、26年来の低水準となった。07年11月は1607万台だった。
金融市場の混乱と米国経済の失速で消費者マインドが冷え込み、11月は世界の主要メーカー全ての米国での販売台数が2ケタ台の落ち込みを記録した。
日本の主要メーカーでは、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)が42%、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)が34%、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)が32%、販売台数を落とした。
販売台数の低迷について、フォードのマーケティング担当バイスプレジデントのジム・ファーレー氏は「消費者がさらされている圧迫は強くなり続けている」と述べた。ただ「09年下半期には水準は低いものの、販売台数の回復もしくは安定が望める可能性もある」との見方も示した。
トヨタは主要市場である欧米市場に加え、中国などの新興国市場でも販売が落ち込んでいるため、生産台数の削減を決定。幹部の報酬も10%削減すると発表している。
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