米政府、AIGの不良債権約535億ドルの取得で合意

2008年 12月 3日 13:45 JST
 

 [ニューヨーク 2日 ロイター] 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ (AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)と米政府は、AIGが抱える不良債権のうち約535億ドルの取得で合意した。AIGが2日、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかにした。

 米連邦準備理事会(FRB)は11月、AIGが保有するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を原資産とする債務担保商品(CDO)を含む不良資産を最大700億ドル買い取ることで合意しており、今回の動きはこの一環という。

 AIGは政府が取得する約535億ドルの資産について、担保を設定する義務を免れる。ただ、政府が取得できない部分に関しては、担保差し入れの義務が再度生じるという。

 AIGは、保証商品の契約相手に一層多くの担保を差し入れる必要に迫られ、過去4四半期に合計425億ドルもの損失を計上した。

 政府は9月、資金繰りに窮したAIGの救済を発表。投じた金額はこれまでに1520億ドルに膨らんだ。

 AIGが開示した今回の合意内容によると、政府がこれまでに取得した資産は約460億ドル。残りの約74億ドルについては契約相手次第という。

 
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