FRBが大幅利下げ:識者はこうみる

2008年 12月 17日 10:15 JST
 

 [ワシントン/東京 17日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は16日、連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に引き下げるとともに、リセッション(景気後退)への対応として利用可能な手段をすべて用いるとの姿勢を示した。

 米利下げに関する識者の見方は以下の通り。

●日銀利下げ必至の情勢か

<UBS証券 チーフストラテジスト 道家映二氏>

 FRBが事実上のゼロ金利政策に踏み切った。日銀が18―19日に開催する金融政策決定会合では、非常に悪かった日銀短観や円高リスクの高まりを受け、利下げに踏み切らざるを得なくなったとみている。FRBの政策金利は0―0.25%まで引き下げられ、日銀の0.30%前後を下回った。日米金利差逆転の思惑から、ドル/円は88円台後半まで下落している。無担保コール翌日物の誘導目標を一気にゼロまで下げることや、0―0.10%のようなFRB同様のレンジ設定も選択肢だ。

 さらに企業金融支援策も打ち出すことが予想される。CPの買い取りやJ―REITを含めた適格担保範囲の拡大などが、検討されよう。長期国債購入の増額や量的緩和政策への移行も、今回実施の可能性も含め、視野に入ってきた。

●ドル安長期化の懸念、日銀利下げは必至

<東海東京証券・債券ディーリング部シニアディーラー 有麻智之氏>  続く...

 
 
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