来週の外為市場、ドルの下値リスク依然続く
[東京 19日 ロイター] 来週の外為市場は、クリスマス休暇で動意薄との見方がある一方で、薄商いの中で荒っぽい値動きの可能性を指摘する声もある。
注目されるのは、85円を割り込む急激な円高が進んだ場合、政府・日銀がドル買い介入に踏み切るかだが、単独介入では持続的効果が疑問視されるうえ、ドル防衛で米国から積極的な協力が得られないリスクも高いという。
来週の予想レンジはドル/円が85.00―92.00円、ユーロ/ドルが1.4000―1.4800ドル。
<シティを守るか、GMを守るか>
中川昭一財務相兼金融担当相は18日の記者会見で、外国為替市場で円高が進行していることに対し、市場全体を緊張感を持って見ているとし、円高進行阻止の為替介入の可能性について「手段(として)はある」と語った。
ただ、ドル全面安の状況下で、日本の単独介入では、円高のスピード調整すら効果的に実施できない可能性がある。
米国は、3月にドルが急落した際に、自ら率先して、日米欧の協調介入実施の作戦をつめたとされるが、最近はドル防衛について、明確な姿勢を表明していない。
「アメリカは、シティ(シティグループ)(C.N: 株価, 企業情報, レポート)を守るのか、GM(ゼネラル・モーターズ)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)を守るのか、どちらか選択する必要がある。両方は守れない」(エコノミスト)との声もある。 続く...














