財政出動なければ09年世界経済は一段と厳しく=IMF専務理事

2008年 12月 22日 11:08 JST
 

 [ロンドン 21日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は21日、政府による十分な景気刺激策がなければ、2009年は非常に厳しい年になる、との見解を示した。

 同専務理事はBBCとのインタビューで、1月に最新の世界経済見通しを発表する時に、IMFは予想を下方修正する必要があるかもしれないと述べ、2009年はかなり厳しい年になるとの見方を示した。

 「見通しは既に非常に暗いが、十分な財政出動がなければいっそう暗くなるということを特に懸念している」と語った。

 IMFは、世界の年間総生産の2%に相当する120兆ドルの景気刺激策が必要との見方を示している。

 専務理事はまた、世界的な追加利下げや量的緩和は支援にならない可能性が高いと述べ「おそらく、経済におけるマネーの量は世界的に良好な状態になった。問題は現在の流動性においても銀行が融資に非常に消極的なことだ。現在われわれが主としてやるべきことは信頼感を回復すること」との見方を示した。

 
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