GMACの銀行持ち株会社への移行を承認=FRB

2008年 12月 25日 08:32 JST
 

 [ワシントン 24日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は24日、米自動車・住宅ローン会社GMACの銀行持ち株会社への移行を承認したと発表した。これにより、財務省による不良資産救済プログラム(TARP)の対象となる。

 FRBは認可の条件として、投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメント[CBS.UL]と米ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nの出資比率引き下げを義務付けた。

 GMは、現在の出資比率49%を10%以下に引き下げることに合意。GMACに51%出資するサーベラスも、議決権株式の保有率を14.9%以下に抑えるため、株式所有権を投資家に分配する。

 GMACの広報担当者は、持ち株会社への移行承認を得たことについて「GMACの89年の歴史において大きな転機」と評価。「銀行持ち株会社への移行は、自動車・住宅ローンを消費者および自動車ディーラーなどに提供する上で長期的に最適な解決策」と語った。

 サーベラスはコメントを拒否している。

 GMのディーラーは、新車購入にあたり顧客はGMACから与信を得るのが難しくなっていると指摘、銀行持ち株会社への移行に向けた早期解決を求めていた。

 FRBは声明で「金融市場に影響を及ぼす異例で差し迫った事態を踏まえ、(GMACの)申請に対する迅速な行動を正当化する緊急の状況が存在すると判断した」と述べた。

 
 
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