ロシア中銀が事実上のルーブル切り下げ、今月8度目
[モスクワ 26日 ロイター] ロシア中央銀行は26日、今月8度目となるルーブル切り下げを容認した。ロシアの主要輸出産品である原油価格が1バレル30ドル近くまで下落したことや世界的な景気悪化、新興市場からの資本逃避を受け、ルーブル相場の先安感が急速に強まっている。
ロシア中銀は6週間前、経済を支える上で不可欠な外貨準備の減少を防ぐため、ルーブルを緩やかに下落させる措置に着手した。ロシアの外貨準備はそれでも4510億ドルと、世界3位の規模を保っている。
ロシア当局は当初、ルーブルの急激な下落を容認する考えを否定していたが、数週間前からトーンを和らげ、コモディティ価格が世界的に下落している中ではルーブルの価値を維持することはできない、と述べていた。
0952GMT(日本時間午後6時52分)現在、ルーブルはユーロとドルで構成される通貨バスケット=34.31ルーブルと、これまで中銀のサポート水準と考えられていた33.86ルーブルを割り込んでいる。
ロシア中央銀行のある関係者は、ルーブルの変動幅が再度拡大されたことを確認しているが、これ以上の詳細については明らかにしていない。こうした事実上のルーブル切り下げは今月に入って8回目となる。
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