今日の株式見通し=もみあい、日経平均8700円前後の展開

2008年 12月 29日 08:58 JST
 

 [東京 29日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京株式市場で日経平均はもみあう展開が予想されている。クリスマス休暇明けの26日の米国市場が落ち着いていたことから、きょうの東京市場で海外勢の売りが強まることはないとみる声が多い。

 個人投資家による材料株物色など国内勢中心の展開のなかで、日経平均で8700円前後の

動きになりそうだという。日経平均の予想レンジは8600円─8800円。

 クリスマス休暇が明けた26日のダウ工業株30種は47.07ドル高の8515.55ドル。ヘッジファンドなどの手仕舞い売りは今後も続くとみられているが、週明け要因もあってきょう売りを強めることはないとみられている。

 一方で、このところ個人投資家が材料株物色の動きを強めており、また年末設定の投信買いへの期待もあって「きょうの東京市場は国内勢中心の落ち着いた展開になりそうだ」(投信)との声が上がっている。 ただ、このところの日経平均は8700円台では上値が重くなる。正月休暇を控えてポジションを大きく動かせず商いが膨らみにくいなかで、きょうは上値も限られるとみる声が多い。

 市場で注目を集めているのは、三井住友海上グループホールディング(8725.T: 株価, ニュース, レポート)、あいおい損害保険(8761.T: 株価, ニュース, レポート)、ニッセイ同和損害保険(8759.T: 株価, ニュース, レポート)の3社だ。経営統合する方向で調整に入っていることが分かったためで「経営効率化を目指した動きで、3社の株価にはプラスに働きそうだ」(大手証券)との声が出ている。また、損保業界の再編期待から物色が損保セクターで横に広がることを期待する向きもある。

 また、日経新聞などの世論調査では麻生内閣の支持率が21%に急低下。政権の安定感が薄れたことを懸念する声も出ているが、一方で「政界再編を促すことになり、株価にはプラスではないか」(投信)との声も聞かれる。

(ロイター日本語ニュース 松平陽子)

 
 

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