過去数十年で最悪だった金融市場、09年に希望の声も
[シンガポール/ニューヨーク 31日 ロイター] 金融市場にとっては過去数十年で最悪の年となった2008年。投資家の多くは新年を迎えるに当たって厄を落とし、2009年後半には政府による対策で世界経済が深刻な不況から脱することを期待している。
しかし、短期的には弱い内容の経済指標が続き、少なくとも2009年初めまでは企業の経営破たんや解雇のニュースも止まらないとみられる。難しい舵取りを迫られる中央銀行をはじめ、住宅ローンやクレジットカードの支払いに苦しむ消費者にとっても眠れない夜が続く。
2008年は、米住宅ローン問題を発端に過去80年で最悪の金融危機が発生し、世界各国で経済が景気後退(リセッション)入りした。
オーストック・グループのストラテジスト、マイケル・ヘファーナン氏は「ショッキングな年だった。市場の虐殺を免れたものはほとんどない」と語った。
MSCIの世界株価指数によると、株式市場からは1年で約14兆ドル(約1250兆円)が吹き飛んだ計算になる。
世界の株式市場の2008年通年のパフォーマンスを見ると、日経平均は42.1%下落し、下落率が過去最大となった。ロンドン市場のFT100種総合株価指数もマイナス31.3%と、1984年の指数算出来最大の下落。米国市場でもダウ工業株30種が33.8%安と過去3番目の下落率、ナスダックは40.5%安で過去最悪となった。
<金融危機の犠牲者>
2008年の危機は、米国でベアー・スターンズやリーマン・ブラザースが破たんするなど、金融業界の景色を劇的に変えた。金融危機の犠牲者は依然として増え続けており、企業の損失計上や解雇、自動車や住宅の資産価値急落などのニュースが毎日のように出てくる。 続く...
米景気対策第2弾を支持せず
バイデン米副大統領は、オバマ大統領と大統領の側近は景気刺激策第2弾の実施を支持しないと述べた。 記事の全文















