ウォンとシンガポールドルが下落、景気不安で

2009年 01月 2日 14:50 JST
 

 [シンガポール 2日 ロイター] 2日のアジア通貨市場では、韓国ウォンとシンガポールドルが下落している。世界的な景気減速が、輸出依存度の高い両国経済に一段と打撃を及ぼすとの懸念が高まっている。

 韓国ウォンは5%超下落して1米ドル=1330.9ウォン。韓国政府が2009年の輸出について厳しい見通しを示したことが圧迫材料となっているほか、市場では当局が輸出セクター支援のためドル売り介入を縮小するとの観測が浮上している。

 韓国がこの日発表した12月の輸出は前年比17.4%減と、予想よりも大幅な減少となり、政府は09年の輸出伸び率が1%にとどまるとの見通しを示した。そうなれば8年ぶりの低い伸び率となる。

 シンガポールドルは前営業日比ほぼ1.5%安の1米ドル=1.4555シンガポールドル。同国政府が09年の国内総生産(GDP)伸び率見通しをマイナス2%─プラス1%に下方修正したことが嫌気されている。

 マレーシアリンギはシンガポールドルに追随して0.6%下落し、1米ドル=3.4725リンギ。

 中国、台湾、インドネシア、タイおよびフィリピンの市場は1日に続き休場となっている。

 
 
Photo
写真

リスクマネーの動きが活発化しており、コモディティ市場においては需給面よりも金融商品市場としての色濃さが増している。  ブログ