100年に1度の危機、補正予算の早期成立を=財政演説で中川財務相

2009年 01月 5日 14:38 JST
 

 [東京 5日 ロイター] 中川昭一財務相兼金融担当相は5日午後、衆院本会議で財政演説を行い、100年に1度といわれる世界の金融資本市場の危機の中で、日本経済を守るためには景気対策を含む2008年度第2次補正予算・関連法案の一刻も早い成立が必要と訴えた。

 2次補正予算案と関連法案の国会提出を受けて演説した。冒頭に中川財務・金融相は、最近の金融情勢について「現在、世界の金融資本市場は100年に1度ともいわれる危機に陥っており、それに伴い世界的な景気後退が生じている」とし、日本経済について「(金融危機の)影響を受けて、わが国経済においても、輸出や生産が減少し、消費も停滞しており、景気は悪化している」との認識を示した。

 続いて政府が12月までに決定した「生活対策」と「生活防衛のための緊急対策」を説明。8月にとりまとめた「安心実現のための緊急総合対策」と合わせて「財政面で12兆円程度、金融面で63兆円程度、合計75兆円程度の措置を講じることになる」と強調。こうした対策も含めた2次補正予算案について「国民生活と経済を守るためには、本補正予算および関連法案の一刻も早い成立が必要だ」と訴えた。

 
 
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