日経平均が続伸、材料株に個人の買い
[東京 6日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は続伸。円安を手掛かりにハイテクや自動車株などを中心に買われた。一方、個人投資家がGSユアサ(6674.T: 株価, ニュース, レポート)など材料株を物色しているとの観測もある。
「米国の政策など期待先行で買われているものの地合いは好転しているようだ」(国内投信投資顧問)との声がきかれた。
個別銘柄では、GSユアサが売買代金トップとなったほか、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)、シャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)などの主力株が売買代金の上位を占めた。
前場の東証1部騰落数は値上がり834銘柄に対して値下がり678銘柄、変わらずが178銘柄だった。
市場関係者によると「環境や新エネルギー関連銘柄の注目度が増している。個人に加え、短期売買中心の海外ファンド勢などの買いも入っている」(準大手証券エクイティ部)という。
年末年始の米株上昇を受けて、国内株式も買いが先行し9000円台を回復している。ただ、市場では「オバマ新政権への期待感という、根拠なき歓喜」(国内証券)との冷静な見方も少なくない。大和住銀投信投資顧問・上席参事の小川耕一氏は、足元の国内株式市場は、為替のみが材料視されていると指摘する。「オバマ新政権へのご祝儀でドル高に振れた結果、円安となっているが、一時的である可能性が高い」と慎重だ。
日経平均の水準についても、9500円が上値のめどとして意識されており、戻り売りの警戒感から慎重姿勢は変わらないという。大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画部部長の高橋和宏氏は「現状では、9500円から上を抜けるエネルギーはない」とみている。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子)
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