オバマ次期米大統領、景気対策への支持求め議会指導部と協議

2009年 01月 6日 12:09 JST
 

 [ワシントン 5日 ロイター] 就任式を2週間後に控えるオバマ次期米大統領は5日、景気対策への支持を求めて民主、共和両党の議会指導部と会談した。

 オバマ氏は次期政権の経済チームとの会合も開き、終了後に記者団に対し「われわれは非常に困難な地点にいる」と発言。「状況は悪化している」との認識を示した。

 向こう2年間で7750億ドル規模にものぼるとみられている景気対策法案が、20日の大統領就任式までに米議会で可決される可能性は低いものの、一部の共和党有力議員は法案の支持に傾きつつある。

 上院のマコネル共和党院内総務はオバマ氏との会談後、「共和党議員の多くが、かなりの部分を減税に充てることを強く支持するだろう」と述べ、「減税の規模だけでなく、構成にも興味を持って注目する」と付け加えた。

 民主党の側近によると、減税策には、雇用創出を目的に企業向けの措置が盛り込まれる見通しで、規模は約3000億ドルにのぼる可能性がある。

 ただ、減税措置が盛り込まれたとしても、共和党議員の間では法案全体の規模について懸念が残っており、1兆ドルに達する可能性を懸念する声もある。

 下院のベイナー共和党院内総務は「景気が再び動き出すことを望んでいるが、法案全体の規模や構成が重要になる」と語った。

 民主党下院議員のある側近は、下院が1月中に法案を可決し、議会が次回閉会となる2月13日までに上院が可決、オバマ氏が署名、という運びになることを目指すと述べた。  続く...

 
写真
揺らぐ景気回復期待

株価反発を支えてきた景気回復期待が揺らいでいる。雇用統計が予想外の悪化となり、米国消費への不安が強まっているためだ。  記事の全文 | 関連記事 

 
Photo

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
写真

サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、今後2年間はFF金利がゼロ近辺にとどまる可能性があると指摘した。  ブログ