12月米非農業部門雇用者数‐52.4万人、失業率は16年ぶり高水準

2009年 01月 10日 00:19 JST
 

 [ワシントン 9日 ロイター] 米労働省が発表した12月の雇用統計は、景気低迷のなか非農業部門雇用者数が52万4000人減少した。市場予想は55万人減だった。

 失業率は前月の6.8%から7.2%に上昇。1993年1月以来の高水準で、市場予想の7.0%を上回る悪化となった。

 2008年全体では雇用者数が260万人減少し、275万人減を記録した1945年以降で最悪となった。

 FTNフィナンシャル(ニューヨーク)の市場アナリスト、リンゼー・ピグザ氏は「非常に暗い内容で、2008年の経済状況はわれわれの予想よりもかなり悪いことがうかがえる。09年第1・四半期の雇用改善も期待できず、雇用の落ち込みが戦後の歴史のなかでも特に目立っている」と述べた。

 雇用減が続くなか、経済悪化への懸念も強まっている。景気は2007年12月以降リセッション(景気後退)に入っているが、後退期は1981年に経験した1年4カ月間よりも長引くとの見方が出ている。

 11月分の雇用者数は、前回の53万3000人減から58万4000人減に修正、10月分は前回の32万人減から42万3000人減に修正された。9─12月の雇用者数の減少は合わせて190万人となった。

 アーガス・リサーチのチーフエコノミスト、リチャード・ ヤマロン氏は「雇用をめぐる状況はひどく、一段の悪化に向かっている。向こう3─6カ月は雇用を見込む理由がなく、政府が行動しなければ状況は改善しない」と語った。

 サービス業の雇用者減が27万3000人と目立った。平均週間労働時間は33.3時間だった。

 
 
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