次期米大統領、対イラン政策で新たな姿勢示す考え
[ワシントン 11日 ロイター] 米国のオバマ次期大統領は11日、イランに対して新たなアプローチで臨むことを明らかにした。イランの人々への敬意を強調し、米国がイラン指導者に何を求めるかきちんと説明するものとしたい意向。
オバマ次期米大統領は、ABCの番組「ジス・ウィーク・ウィズ・ジョージ・ステファノポロス」でインタビューで「イランはわれわれにとって最大のチャレンジの1つだ」と述べ、イランのレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの支援に懸念を示した。また、イランの核濃縮施設についても、中東の軍拡競争につながる可能性があるとの見方を示した。
オバマ次期大統領は、ブッシュ大統領の政策から転換する過程でイランとこれまでよりも幅広い関わりを持っていく考えを示し、「われわれは新たなアプローチを取らねばならないだろう」と語った。
新たなアプローチでは、米国はイラン国民の大志に敬意を払っているとのメッセージを送るが、米国が国際社会に属する国家の行動に一定の期待を持つとのメッセージも伝える予定だとしている。
米政府はイラン政府が核兵器を保有しようとしていると非難。一方、イランは同国の核開発は発電のためで平和目的だと主張している。
オバマ次期米大統領は、イランが核開発をやめるよう経済的インセンティブを用意するが、仮にイランが核開発の中止を受け入れない場合はより厳しい経済制裁を行う可能性もあるとの考えを示している。
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