日経平均が大幅続落:識者はこうみる
[東京 13日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は大幅続落。一時、前営業日比400円を超える下落となった。米株安に加え円高が進んでいることで輸出企業の業績懸念が強まり、海外勢や短期筋から売りが出た。市場関係者のコメントは以下の通り。
●いったんの調整は当然、円高進行を警戒
<立花証券 執行役員 平野憲一氏>
市場参加者は、オバマ新政権への期待感だけで買い上がるのは無理があることはわかっていたので、当然の調整といえるのではないか。日経平均は年初から予想を上振れる9000円台スタートとなった。年末時点の予想では、8000円台スタートで下値は7500円もあるとみていたので、足元の8500円割れの水準もそれほど悲観的になることはない。
気がかりなのは為替だ。米国だけでなくヨーロッパの景気悪化も鮮明で、15日の欧州中銀(ECB)理事会を前に利下げ期待からユーロ安に振れやすく、円全面高となりそうだ。国内株式はいったんの調整は必要であるものの、25日移動平均線である8600円前後を極端に深押しすると一気に8000円台にまで売られる可能性もあり、警戒している。
●雇用悪化や中東問題など厳しい現実を市場が再認識
<三菱UFJ証券 投資情報部長 藤戸 則弘氏>
曖昧(あいまい)な期待は消え去り厳しい現実を市場が再認識している。2008年の米非農業部門雇用者数は258万9000人減で1945年に次ぐ歴史的な大幅減少となった。月間では50万人レベルの急ペースで減少が続いているが、企業業績が悪化すれば雇用減少はさらに続くだろう。 続く...












