北米自動車ショーは環境がテーマ、厳しい業界事情も反映

2009年 01月 13日 13:56 JST
 

 [デトロイト 12日 ロイター] 世界最大級の自動車ショー、北米国際自動車ショーが開幕した。今年は、各社が環境配慮型モデルに期待をかけるなかで、米大手2社は存続に向けた正念場という状況で開かれた。

 2008年の米自動車販売は18%減の132万台と16年ぶりの低水準となった。

 販売不振で破たんの危機に陥ったゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)とクライスラーは、政府から総額174億ドルの緊急融資を受けることになったが、その条件として、全米自動車労組(UAW)や債権者からさらなる譲歩を得なければならない。

 GMのヘンダーソン最高執行責任者(COO)は、北米国際自動車ショーの会場で記者団に「問題とされているのは、この会社はやっていけるのか、存続可能なのかということだ」と語った。

 ヘンダーソンCOO、ルッツ副会長などGM幹部は、政府の支援を受けて会社を建て直すのに必要な改革を実行できると自信を示したが、今後政府にさらなる支援を求める可能性も示唆した。

 フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)はいまのところ政府に融資を求めていないが、景気悪化した場合に備えて90億ドルの信用枠を要請している。

 フォードのブース最高財務責任者(CFO)は12日、「われわれはまだ、下期に回復局面になる可能性が大きいと信じている」と述べた。

 会場の展示コーナーには、例年のごとく各社の乗用車や商用車がずらりと並び、会社関係者や報道関係者の姿がみられる。しかし、今年は日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)などが経費節減で出展をとりやめたため、出展車数はいつもより少ない。  続く...

 
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