来週の株式市場はもみあい、決算と経済指標受け実体悪を消化

2009年 01月 24日 12:58 JST
 
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 [東京 23日 ロイター] 来週の東京株式市場はもみあいとなる見通し。日米ともに決算発表が本格化する一方、経済指標が目白押しだ。「企業業績も実体経済も悪化は確実。

 ファンダメンタルズの悪化という現実を消化する、正念場の一週間となりそうだ」(明和証券シニア・マーケットアナリストの矢野正義氏)とみられている。

 来週の日経平均株価の予想レンジは、7400円─8500円。「8000円を挟んでもみあい。出てくる材料次第では、目下の下値メドとなっている7500円を割り込む場面も想定せざるをない」(明和証券の矢野氏)という。

 <決算本格化と経済指標の一週間>

 米国では引き続き企業決算が相次ぐ一方、28日のキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)、29日のソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)など、週後半から国内企業の決算発表も本格化する。30日は12月の鉱工業生産が発表される。10─12月期の景気悪化のスピードが加速しただけに「国内の生産活動は大幅に落ち込んでいる。企業業績を圧迫していることは確実ということからも、週末の鉱工業生産速報発表を前に上値は追いづらい」(国内投信)とみられている。

 ロイターがまとめた民間調査機関の予測では、12月の鉱工業生産指数速報の予測中央値は、前月比マイナス9.0%となっている。3カ月連続の低下予想で、下落幅としては11月のマイナス8.5%を上回る過去最大のものとなりそうだ。

 市場関係者の間では、2009年3月期は40%強の減益を織り込んでいるというものの、実際には60%程度の業績下方修正も出始めている。新光証券エクイティ情報部マーケットアナリストの高橋幸男氏は、株式評価損やリストラ費用などで特別損失を計上する企業も多く、ソニーのように大幅な赤字上乗せとなる主力企業が出てくる可能性が高いとみている。「来期も2ケタ減益となる公算が大きい。下期に回復するとの見通しを企業が出してくるかが鍵となってくる」(高橋氏)という。

 立花証券執行役員の平野憲一氏は、足元で500円程度となっている日経225採用銘柄の平均一株利益(EPS)が、決算を受けて、さらに下がる可能性が高いとみている。平野氏は「500円の15倍目安として日経平均は7500円程度が実相場となっているが、仮にEPSが400円台に低下すれば日経平均の値ごろ感は6000円程度まで下落する。徐々に下値リスクが高まっている」と警戒する。   続く...

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商標権問題、世界販売に打撃も

「iPad」の商標権所有を主張する中国企業が、米アップルの同名端末について、中国からの輸出禁止を求める見通しとなった。
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 1月23日、来週の東京株式市場はもみあいとなる見通し。写真は昨年9月、都内の株価ボード前で(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)
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