デリバティブの規制強化進める=ガイトナー次期米財務長官

2009年 01月 24日 09:40 JST
 

 [ワシントン 23日 ロイター] 次期米財務長官に指名されているガイトナー氏は23日、市場の透明性向上に向け、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)などのデリバティブに関する規制を強化するとともに、ヘッジファンドの登録を進める意向を表明した。

 ガイトナー氏は、レビン上院議員(民主党、ミシガン州)の質問に書面で回答し、デリバティブ商品の現在の規制システムと複雑な金融仕組み商品は、新たなリスクに対応できなかったと指摘。規制政策・監視体制・危機管理方法において抜本的な変更を必要としているとの認識を示した。

 財務長官の指名が承認されれば、透明性・安全性の向上と説明責任の強化に向け、デリバティブ市場を規制する一段と強力かつ包括的な枠組み作りに取り組む姿勢を示した。

 「これを達成するための手段は多く存在するが、中央決済制度を利用する標準化された商品や、すべてのデリバティブを規制するための効果的な公的枠組みが短期的な措置に盛り込まれる必要がある」と述べた。

 ガイトナー氏はまた、金融規制当局の統合を検討するとしたほか、ヘッジファンドに対する連邦レベルの監督強化が必要との見解を示した。

 また投資家保護と透明性改善に寄与するとして時価会計ルールの継続を指示する立場を示した。

 
 
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