09年経済見通しを下方修正、インフレ目標設定を検討=FOMC議事録

2009年 02月 19日 08:06 JST
 
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 [ワシントン 18日 ロイター]米連邦準備理事会(FRB)が18日公表した1月27―28日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、FOMCメンバーが明確なインフレ目標の設定について協議したことが明らかになった。

 また、議事録と同時に発表された米経済に関するスタッフ予想では、2009年の国内総生産(GDP)成長率見通しが下方修正された。

 議事録によると、FOMCメンバーは明確なインフレ目標の設置を検討するため1月16日に電話協議を開いたが、決定には至らなかった。

 米経済の見通しについては、雇用減少や信用収縮が続き、住宅市場には安定化の兆しが見られない中、09年のGDP伸び率予想をマイナス1.3%―マイナス0.5%に下方修正。08年10月時点の予想はマイナス0.2―プラス1.1%だった。

 インフレ率については09年が0.3%─1%と予想。少なくとも2010年を通じて異例なほど低い水準にとどまり、11年も続く可能性があるとした。

 FRBは明確なインフレ目標の設定には至らなかったものの、従来のスタッフ予想の範囲である3年を超える長期見通しを初めて示し、インフレ率の長期見通しは1.7%─2%とした。長期見通しは今後、四半期ごとに公表される。

 バーナンキ議長は議事録公表に先立つ講演で「長期的なインフレ見通しは、FRBの2つの責務に最も合致するとFOMCメンバーが判断したインフレ率、つまり、持続的な雇用の最大化を促すと同時に物価安定をもたらすインフレ率と解釈することが可能かもしれない」と述べていた。

 FRBは1月27─28日のFOMC声明で、個人向け信用市場の状況改善に特に効果的であると判断した場合、長期国債を買い入れる用意があるとしていたが、議事録での言及は限定的となった。

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 2月18日、FOMC議事録で、FOMCメンバーが明確なインフレ目標の設定について協議したことが明らかになった。写真右はバーナンキFRB議長(2009年 ロイター/Jonathan Ernst)
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