1月貿易収支は9526億円の赤字、過去最大の赤字幅

2009年 02月 25日 11:00 JST
 
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 [東京 25日 ロイター] 財務省が25日午前8時50分に発表した1月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は9526億円の赤字となった。赤字は4カ月連続。赤字幅としては、第2次オイルショック時の1980年1月につけた8248億円を上回り、過去最大にとなった。

 ロイターが民間調査機関を対象に行った調査では、貿易収支の予測中央値は1兆1295億円の赤字だった。

 <輸出減少幅も過去最大に>

 過去最大の赤字となったのは、輸出は前年比マイナス45.7%と、過去最大の減少幅となったことが影響した。対米、対EU、対アジアの個別輸出をみても、それぞれ過去最大の下落幅となった。

 輸出減の要因について同省では、世界的不況に加え中国の旧正月の影響もあると指摘した。特に旧正月が1月に当たる場合は、日本からの輸出が減少する傾向があるという。

 輸出を品目別にみると、自動車(前年比66.1%減)、半導体等電子部品(同52.8%減)、自動車の部分品(同51.9%減)が輸出押し下げに寄与した。自動車は特に、対米向けの3000CC超、ロシア向けの1500─2000CCが減少した。

 一方、輸入は同マイナス31.7%と、減少幅としては輸出を下回ったが、プラザ合意後の円高が日本を直撃した1986年11月(マイナス31.9%)以来の大幅減少となった。原粗油(前年比64.2%減)、半導体等電子部品(同53.4%減)、石油製品(同66.4%減)などが輸入押し下げに寄与した。

 原粗油の輸入減には、価格低下が影響した。輸入原油単価は前年比マイナス61.2%の2万4604円/キロリットル、ドルベースでは同マイナス52.6%の43.2ドル/バレルとなった。   続く...

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 2月25日、1月貿易収支は9526億円の赤字に。写真は横浜港から輸出される自動車。昨年12月撮影(2009年 ロイター/Issei Kato)
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