米財務省とFRB、AIGへの追加支援策発表

2009年 03月 2日 21:50 JST
 
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 [ワシントン 2日 ロイター] 米財務省と連邦準備理事会(FRB)は2日、保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)に対し、300億ドルの追加支援を行うと発表した。

 財務省とFRBは「AIGは『システミックリスク』をもたらしており、金融システム全体が打撃を受ける可能性を防ぐためには政府の行動が必要だ」と指摘した。

 米政府がAIGに支援を与えるのは、昨年秋以来3度目。

 今回の追加支援策の一環として、FRBはAIGの子会社であるアメリカン・ライフ・インシュランス・カンパニーとアメリカン・インターナショナル・アシュランス・カンパニーの優先株を取得。それと引き換えに、AIGに対する600億ドルの信用供与枠を縮小する。信用枠は250億ドルを下回ることはないという。

 取得するAIG子会社の株式はすべて特別目的子会社が保有する形とし、AIGが引き続きそれを管理するが、FRBは株主としての権利が保証される。

 FRBはまた、AIGが信用枠から引き出した資金に対する利子を軽減する。

 AIGは、政府の追加支援を受ける見返りに、3月4日付で株式の77.9%に相当する転換可能優先株を発行する。

 財務省とFRBは、AIGは世界中にカウンターパーティを持っており、米国の経済や金融システムにとって不可欠な存在であるため支援したと説明。そのうえで、さらなる支援が必要になる可能性があるとの認識を示した。

 3月2日、米財務省とFRBはAIGに対し300億ドルの追加支援を行うと発表。写真は同社ロゴ。2月27日東京で撮影(2009年 ロイター//Michael Caronna)
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