香港株式市場、大幅続伸で3カ月ぶり高値

2009年 04月 6日 19:26 JST
 

 [香港 6日 ロイター] 6日の香港株式市場は続伸し3カ月ぶり高値をつけた。HSBC(0005.HK: 株価, 企業情報, レポート)は株主割当増資に対して堅調な需要がみられたことから上昇し、5週間ぶりの高値をつけた。不動産市場に回復の兆しが出てきたとの見方から、不動産株も買いが優勢となった。

 ハンセン指数は452.35ポイント(3.11%)高の1万4998.04。ハンセン中国企業株指数(H株指数)は229.72ポイント(2.68%)高の8804.45。

 HSBCは、189億ドルの株主割当増資で、株主が新株の96.6%を取得したことを明らかにした。香港市場での新株の需要は98.2%だった。

 同行は5.3%高の52.05香港ドル。一時52.30香港ドルまで上昇し、株主割当増資を発表した3月2日以来の高値をつけた。4週間前につけた14年ぶりの安値30.55香港ドルから70%急騰した。

 コア・パシフィック山一インターナショナルの調査責任者アレックス・タン氏は「米経済統計の発表や20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)を受け、ここ数日で世界の市場心理は劇的に変化した」と述べた。その上で「中国の経済統計も、依然として経済の着実な回復を示している。ハンセン指数は1万5800ポイントまで上昇する可能性がある」と指摘した。

 先週末3日に11%以上上昇した中海集裝箱運輸(CSCL)(2866.HK: 株価, 企業情報, レポート)は13.5%高。

 香港の不動産株も上昇。新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)(0016.HK: 株価, 企業情報, レポート)は3.6%、長江実業(0001.HK: 株価, 企業情報, レポート)は3.1%上昇した。新世界発展(0017.HK: 株価, 企業情報, レポート)は7.8%高。先週末の集合住宅の売り上げが前週から急増したとの報道が支援材料となった。

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

ドルが14年ぶりに86円台へと下落したが、これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。  ブログ