アイスランド中銀が15.5%に緊急利下げ、追加利下げ示唆

2009年 04月 8日 23:56 JST
 

 [ストックホルム 8日 ロイター] アイスランド中央銀行は8日開いた臨時会合で、政策金利を150ベーシスポイント(bp)引き下げ15.5%とし、追加利下げの余地があるとの認識を示した。

 インフレ圧力が低下しているとし、一段と利下げしても通貨クローナの安定を脅かさないと説明した。

 利下げは1カ月間で2回目。同中銀は昨年10月、大手商業銀行の破たんや通貨クローナの急落を受けて政策金利を過去最高の18%に引き上げたが、今年3月中旬には100bpの利下げをした。

 オイガルド総裁はロイター・テレビに対し「インフレが非常に急速に低下していることから(追加利下げの)余地がある」と語った。2010年初めには中銀が目標とする2.5%に戻るとの見通しを示した。3月時点のインフレ率は15.2%だった。

 経済危機からの脱却に向けアイスランドは国際通貨基金(IMF)から支援を受けている。しかし、中銀は依然として09年の成長率が10%超のマイナスになると予想している。

 オイガルド総裁は、中銀の優先課題はクローナの安定だと述べた。過去数週間のクローナ急落については、利払いという季節的な要因によるものとの見方を示した。

 次回の政策決定会合は5月7日に予定されている。

 
 
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