米マイクロン、台湾メモリーへの参加見送り

2009年 04月 9日 18:37 JST
 

 [台北 9日 ロイター] 米半導体大手マイクロン・テクノロジー(MU.N: 株価, 企業情報, レポート)は9日、台湾当局が出資する半導体新会社、台湾メモリー(TMC)への参加を見送ることを決めた。TMCは先週、技術提携先に日本のエルピーダメモリ(6665.T: 株価, ニュース, レポート)を選定していた。

 TMCはエルピーダと共同でDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)を開発する意向を表明したが、他社との提携にも応じる姿勢を示していた。

 TMCによると、マイクロンはこれまで提携に関心を示していたが、同社は9日、エルピーダへの技術流出などへの懸念から、提携見送りを決めた。

 マイクロンと台湾の南亜科技(2408.TW: 株価, 企業情報, レポート)の合弁会社イノテラのフレッド・フィッシュバーン副社長補佐(マイクロン台湾法人幹部)は「最大の懸念は技術流出だ。TMCに参加すれば、一部の技術がエルピーダに流出する恐れがある」と述べた。

 台湾当局は先月、DRAM業界の競争力を強化するため、TMCを設立すると発表した。

 南亜科技は今後、イノテラ、マイクロンとの関係を強化し、利益率の高い半導体の開発や先進技術の採用を進めていくと表明。一段のコスト削減と効率改善を図る方針を示した。

 
 
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