プラチナの個人向け販売が活況、米ETF上場計画などで

2009年 04月 21日 16:50 JST
 

 [東京 21日 ロイター] 国内でプラチナの個人向け地金販売が活況を呈している。中国市場での自動車販売の回復期待や、米国でプラチナETF(上場投資信託)が上場される計画になっていることも人気化に拍車をかけている。

 世界的に金融不安が残る中で、実物資産としても見直されている状況だ。

 <年明けから上昇基調のプラチナ相場>

 プラチナは昨年夏以降、世界景気の悪化を受けて大幅な下落に見舞われ、現物市場はピークだった昨年3月高値1オンス=2290ドルから同10月安値732.5ドルまで約3分の1の水準に落ち込んだ。

 日本では宝飾品のイメージが強いプラチナだが、世界では全消費量の約8割を自動車の触媒コンバーターなど工業用が占めるため、産業界からの在庫調整の売りが加速し、金に比べて相場が大きく崩れた。

 しかし、800ドルを軸にした底値圏でのもみあいから離脱した年明け以降、適度な休養をはさみ上昇波動を描いている。

 直近の相場は、4月13日に戻り高値1244ドルを付けた後、前日の米株安につれ安したことも手伝い、率にして約7%の値幅調整を入れているが、金価格が1オンス=1000ドルを超えた2月高値から約15%の下げを演じたことと比較して、強い基調を保っていることが目を引く。

 <プラチナ地金、1─3月期は前年の3.2倍の販売量>  続く...

 
 
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