上海総合株価指数は反落、金融株・資源株が軟調
[上海 21日 ロイター] 21日の上海・深セン株式市場の株価は、活発な商いとなる中、反落して引けた。金融危機への懸念が再燃したことが海外の株価、商品(コモディティー)相場を圧迫する中、金融株とエネルギー株、そして金属株の下落が上海総合株価指数を押し下げた。
外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数は、前日比21.628ポイント(0.85%)安の2535.828で終了。この日の安値は2499.601。前日は終値ベースで8カ月ぶりの高値をつけていた。
上海A株の値下がり銘柄数は481と、値上がり銘柄数415を上回った。
上海A株の売買代金は1546億元(約226億ドル)と、前日の1401億元を上回った。
米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)の決算で不良資産の大幅増加が明らかになったことで、銀行部門の経営状態への懸念が世界的に再燃し、石油や銅など産業コモディティーの相場が大きく下落した。前日の米株価は3%あまり下落したほか、21日の香港市場ハンセン指数も約3%安となった。
ただアナリストらによると、売買代金が活発な水準であることに加え、上海総合株価指数の心理的に重要な2500ポイントにテクニカルな下値支持線が予想されることが、同指数の下落を制限する見込み。ある証券会社アナリストは「投資家らは海外市場の大幅下落で不安を募らせているが、上海総合株価指数はあまり下げ過ぎるとは予想されていない。
また海外市場が安定すれば投資家が再び中国株式市場に戻ってくるかもしれない」と述べた。
別の証券会社のアナリストは「きょうの調整は予想より小幅だった。上海総合株価指数がこの日の安値から上昇したことは、中国の景気回復に対する投資家の全般的な信頼感が地合いを支えていることを示唆している。ただ同指数が上昇する中、リスクも高まっている」と語った。 続く...












