米不良資産買い取り計画に参加せず=モーン・KKRパートナー

2009年 04月 22日 21:34 JST
 

 [東京 22日 ロイター] 米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)[KKR.UL]のパートナー、デリック・モーン氏は22日、ロイターとのインタビューに応じ、米財務省が進める金融機関からの不良資産買い取りプログラムに参加しない考えを明らかにした。

 モーン氏は「KKRは最低でも7年間という期間で企業に投資するファンドだ」と強調。短期的な収益を求める不良資産の買い取りとはスタンスが違う、と語った。

 金融機関からの不良資産買い取りプログラムは、オバマ政権による金融安定化策の柱。米資産運用大手のブラックロック(BLK.N: 株価, 企業情報, レポート)やパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が参加を表明している。

 このほかモーン氏は、日本での戦略に言及。「大企業に投資し、世界的な競争で戦えるよう育てていく戦略を続ける」と述べた。しかし日本でのKKRは、オリエントコーポレーション(8585.T: 株価, ニュース, レポート)への出資以外に目立った案件を扱っていない。モーン氏は、KKRの投資基準に合う案件が少なかったと説明。「日本の市場は株価下落などで魅力を増している。企業の姿勢も柔軟になっている」と語り、今後に意欲を示した。

 モーン氏はトムソン・ロイターのディレクター(社外取締役)を務めている。

 
 
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