ロイター個人投資家調査:DIは‐20に大幅改善、年内は「ドル高/円安」が過半数
[東京 23日 ロイター] ロイターが23日にまとめた個人投資家4月調査によると、日本株への投資スタンスを示すロイター個人投資家DI(「強気」の割合から「弱気」の割合を引いて算出)はマイナス20となり、過去最悪だった前月のマイナス74から大幅に改善した。
株価や景気への不安感が後退したことを背景に、前月からの改善幅は2006年1月の調査開始以来、最大となった。
今回の調査では、外為証拠金取引(FX)への興味を示す回答が全体の4割となり、2007年6月にこの項目を聞き始めて以来の最高水準を付けた。年内は「ドル高/円安方向を試す」との回答が56.8%と過半数を占めたほか、ドル高値については「105─110円」が24.8%と最も多かった。為替リスクについては「特に対応していない」との回答が58.9%に上った。
調査に回答したのは、ロイター.CO.JPの個人投資家向けメールマガジン購読者である全国の個人投資家754人(男性92%、女性8%)。回答者の年齢層は20代が4%、30代が18%、40代が28%、50代が22%、60代が21%、70代以上が7%だった。
調査期間は4月6─9日。調査期間中は日経平均株価が9000円目前まで上昇、為替は1ドル101円を回復する場面があった。
<個人投資家DIは過去最大の改善幅>
日本株への投資スタンスを示すロイター個人投資家DIはマイナス20となり、前月のマイナス74から54ポイントも改善した。
「強気」との回答者からは、株価や景気の底入れを指摘する声が多く、「株価は景気に先行して上昇基調にある」(60代男性)、「すでに底をついたと思うし、経済低迷に慣れた」(40代男性)、「恐怖心が段々薄れて、気分が落ち着いてきた」(70代以上男性)との声が相次いだ。一方で「生産・在庫調節が進み、とりあえず底打ち感が見られるが、このまま内需がある程度上向かないと再び弱気になると思う」(40代男性)と見方も出ていた。 続く...









