米大手ハイテク企業、コスト削減で不況にも抵抗力
[サンフランシススコ 23日 ロイター] 最近相次いで発表された米国大手ハイテク企業の四半期決算は、コスト削減努力によって、景気の低迷を乗り切る力が以前よりも強まったことをうかがわせる内容になった。
アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)、グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)、IBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)、そしてインテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)の幹部からは、口をそろえたように慎重な業績見通しが聞かれたが、発表された四半期決算は軒並みアナリスト予想を上回っている。
マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)が23日発表した第3・四半期(1─3月)決算は、利益がロイター・エスティメーツによるアナリストの予想平均と一致したが、同社が取り組むコスト削減などを好感され株価は上昇した。
企業と消費者の支出が減る中、アナリストらは多くのハイテク企業がすでに、景気底入れ後の成長を見据えた人員削減や生産減に迅速に動いていると指摘する。
エンダール・グループのアナリスト、ロブ・エンダール氏は「ハイテク銘柄がわれわれをリセッション市場から連れ出してくれる可能性が高いように見える」と述べた。
各社が発表した四半期決算は過去の水準から見ると決して強い数字ではなく、景気の見通しも依然として不確実性が極めて高いものの、市場関係者はハイテクセクターに明るい兆しを見出している。モルガン・スタンレー・ハイテク株指数は3月初め以降で約30%上昇した。
企業のアウトソーシング志向も強まる景気後退(リセッション)局面はある意味、IBMのようなITサービスプロバイバーにとっては恩恵になると指摘する声もある。IBMが20日発表した2009年第1・四半期決算は、売上高が市場予想を超える11%の減少となったが、利益は市場予想を上回った。
アップルが22日発表した第2・四半期(1─3月)決算は売上高、利益ともに市場予想を上回り、景気低迷にもかかわらず、同社の携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」や携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の人気が衰えていないことを示した。 続く...












