上海総合指数は続落、豚インフル懸念が圧迫
[上海 27日 ロイター] 週明け27日の上海・深セン株式市場の株価は、豚インフルエンザの世界的な流行への懸念を背景に続落し、終値ベースで約2週間ぶりの安値で引けた。食品メーカーや海運、航空、観光、農業関連銘柄が強く打撃を受ける一方で医薬品関連株が上昇した。
外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数は43.247ポイント(1.77%)安の2405.348で終了した。上海A株の値下がり銘柄数は808と、値上がり銘柄数107を上回った。
上海A株の売買代金は1023億元(約150億ドル)と、6週間ぶりの低水準。前営業日24日は1084億元だった。
アナリストらによると、豚インフルエンザ発生のニュースを受けて経済と株式市場の見通しへの不透明感が増大した。また弱めの内容の決算発表も地合いを湿らせたという。 証券会社のアナリストは「上海総合株価指数は調整が続いている。豚インフルエンザの状況をめぐっては不透明感が依然存在するが、この驚くべきニュースは投資家を慎重にさせた」と述べた。
豚肉生産の湖南新五豊(600975.SS: 株価, 企業情報, レポート)、牛肉製品販売の河北福成五豊食品(600965.SS: 株価, 企業情報, レポート)はともに10%の値幅制限いっぱいに急落。
中海発展(600026.SS: 株価, 企業情報, レポート)が6.21%下落したほか、中国国際航空(エアチャイナ)(601111.SS: 株価, 企業情報, レポート)は6.14%安。
国旅連合(600358.SS: 株価, 企業情報, レポート)は10%急落、飼料生産最大手の四川新希望農業(000876.SZ: 株価, 企業情報, レポート)は7.74%安。
一方、製薬の内蒙古金宇集団(600201.SS: 株価, 企業情報, レポート)と動物薬メーカーの中牧実業(600195.SS: 株価, 企業情報, レポート)は寄り付きで10%の値幅制限いっぱいに急伸した。アナリストらはこれを、豚インフルエンザのニュースに対する投機的かつ反射的な反応だとしている。
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