ドルと円が下落、予想上回る米指標でリスク選好高まる=NY市場

2009年 05月 2日 08:25 JST
 

 [ニューヨーク 1日 ロイター] 1日のニューヨーク外国為替市場では、ドルと円が下落。予想を上回る米経済指標を手がかりにリスク選好の動きが高まり、安全資産としてのドルと円への需要が後退した。

 欧州市場がメーデーによる休場で薄商いとなる中、ドルは対ユーロで4営業日続落、円は対ドル・ユーロでともに2週間ぶり安値をつけた。

 豪・ニュージーランド(NZ)ドルなどの高利回り通貨は米株高に追従し、上昇した。

 この日発表された一連の米指標は、リセッション(景気後退)の最悪期を脱した可能性があるとの見方を支えた。また、6日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で示された、米連邦準備理事会(FRB)の経済に対する比較的楽観的な見方とも一致した。

 4月の米ミシガン大消費者信頼感指数確確報値は予想を上回り大幅に改善した。また、4月の米ISM製造業景気指数も、景気を見極めるうえでの分岐点となる50を依然下回ったものの、4カ月連続で改善した。

 アドバンスド・カレンシー・マーケッツの市場アナリスト、メルビン・ハリス氏は「リスク志向が明らかに戻ってきている」と指摘。「指標は状況が完全に改善したわけではないが、プラスの方向に向かっているという見方を裏付ける要因となった。今後数カ月、経済ファンダメンタルズが一段と重要になる」と述べた。

 ユーロ/ドルは0.3%高の1.3262ドル。

 ユーロ/円は1.0%高の131.64ドル。一時、2週間ぶり高値の132.33円をつけた。週足では2.8%上昇した。  続く...

 
 
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