4月米自動車販売は34.4%減、30年ぶり水準

2009年 05月 2日 09:18 JST
 

 [シカゴ 1日 ロイター] 4月の米自動車販売台数は前年比34.4%減少し、ほぼ30年ぶりの水準に落ち込んだ。ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nやクライスラーの破たんをめぐる観測が消費者心理を冷え込ませた。

 オートデータによると、4月の販売台数は季節調整済み年率換算で932万台とアナリスト予想の980万台を下回った。減少は18カ月連続。3月は年率986万台だった。

 GMの首席セールスアナリスト、マイク・ディジョバンニ氏は電話会見で「不透明感や(GMとクライスラーの)破たんをめぐるうわさが明らかに自動車業界全体に影響を及ぼした」と述べた上で、4月の最終週に販売が壁にぶつかったと指摘した。

 一部の自動車メーカー幹部からは販売が安定化しつつあるとの声が聞かれた。

 米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター副社長は「4月については特筆すべきことはないが、販売の落ち込みが緩和する兆候が見られる」と述べた。

 一方、フロスト・アンド・サリバンの自動車アナリスト、スティーブン・スパイビー氏は「もう少し先まで回復と呼べるようなものが見られるとは思わない。わたしが話をした人たちは来年まで回復はないとみている」と語った。

 メーカー別ではクライスラーが48%減と最も大幅な落ち込みを記録した。同社は4月末に連邦破産法11条の適用を申請し、1日に工場を休止した。

 トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)は42%減、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)は38%減となった。

 このほか、フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)が約32%、GMが34%、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は25%それぞれ減少した。

 
 
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