米経済に明るい兆し=米SF地区連銀総裁

2009年 05月 6日 22:17 JST
 

 [バークレー(米カリフォルニア州) 5日 ロイター] 米サンフランシスコ(SF)地区連銀のイエレン総裁は5日、当地のビジネススクールで講演し、米経済について、依然「非常に深い穴(a very deep hole)」に陥っているとしながらも、「久しぶりに朗報が聞かれる」と、景気悪化が和らぐ兆しがでているとの認識を示した。

 ただし、米経済には依然、不透明要因が多く「V字型」の回復は見込みづらいとしている。

 「成長率は2009年中にプラスとなり、2010年に潜在成長率近くに回復すると予想している」と述べたほか、最近の経済指標は住宅セクター安定化を示唆していると指摘した。

 米連邦準備理事会(FRB)の非伝統的措置に起因するインフレ高進リスクについては「非常に懐疑的」だと述べた。

 それと同時に、デフレリスクもFRBの対応に対する信頼感で抑えられるはずだと指摘した。

 イエレン総裁は、講演後の質疑応答で、最近の米国債利回り上昇について、米経済を楽観するムードが強まっていることを反映している、と指摘した。

 総裁は「経済が良くなると、国債利回りは上昇しやすくなる」と述べた。

 総裁は、2009年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有する。

 
 
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