パキスタン軍がタリバン掃討作戦、民兵多数を殺害

2009年 05月 10日 15:01 JST
 

 [ミンゴラ(パキスタン) 9日 ロイター] パキスタン軍は9日、同国北西部スワットバレーにあるイスラム武装勢力タリバンの拠点に対し、戦闘機などによる大規模な軍事作戦を実施した。同軍によると、この作戦でタリバンの民兵最大55人が死亡した。

 パキスタン国内で勢力を拡大するタリバンについては西側諸国も懸念を強めており、同国政府は軍に対し、首都イスラマバードの北西約130キロにある同地区のタリバン勢力を一掃するよう指示していた。

 また、当局などによると、南ワジリスタンでは米軍の無人航空機による爆撃で最大20人が死亡したほか、パキスタンの治安部隊が民兵18人を殺害するなど、各地で軍と反政府勢力との衝突が続いている。

 一方、国連はこの軍事作戦により住民が「大規模な避難」を強いられていると指摘。地元当局の推計として、8日の時点で最大20万人が避難し、さらに30万人が住居を追われるとの見方を示した。

 
 
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