インド下院選、与野党とも単独過半数は困難な見通し

2009年 05月 14日 11:28 JST
 
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 [ニューデリー 14日 ロイター] インド下院選挙は、最大与党の国民会議派と最大野党のインド人民党(BJP)のいずれも単独過半数獲得は困難になる見通しで、基盤の弱い連立政権が発足する可能性が高まっている。

 14日時点の3つの出口調査によると、国民会議派はBJPをわずかにリードしている。ただ、両党とも議会で過半数を確保するためには小規模政党との連立が必要になる。正式結果は16日に発表される。

 基盤が弱い連立政権が発足した場合、保険業界への外資参入の制限を緩和や民営化推進などの経済改革に遅れが出る可能性がある。

 ユニコン・フィナンシャル・インターミディアリーズの最高経営責任者(CEO)、ガジェンドラ・ナグパル氏は「仮に国民議会派の方が優勢になれば、市場は良いサインと受け止めるかもしれない」と指摘。「ただ、今はわずかにリードしているだけで、市場は好感しておらず、今後一層の混乱があるかもしれないと予想している」との見方を示した。

 前回2004年の選挙では、不安定な連立政権が改革のペースを遅らせるとの懸念から、市場は軟調になった。

 13日のインド株式市場では、選挙結果をめぐる警戒感から主要指数のSENSEX指数が1.14%下落した。12日は、市場関係者の支持を集めるBJPが優勢との観測から4.1%上昇していた。

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