三洋電機が中計目標を1年延期、11年度営業利益900億円に

2009年 05月 14日 16:37 JST
 

 [東京/大阪 14日 ロイター] 三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)は14日、昨年5月に策定した中期経営計画の修正を発表。従来は2011年3月期に900億円(最大時1000億円)としていた営業利益(米国会計基準)目標を2012年3月期に延期した。

 昨年秋以降の経営環境の変化に対応した。

 同時に発表した2010年3月期の連結業績予想は、売上高が前年比6.2%減の1兆6600億円、営業利益は同3倍の250億円、当期利益はゼロ(前年実績は932億円の赤字)となっている。構造改革の効果や緊急の収支改善策を通じて610億円のコスト削減を図り、売り上げの落ち込みを補う計画。従来の中期計画は10年3月期に売上高2兆1500億円、営業利益700億円だった。

 大阪市内で会見した佐野精一郎社長は、修正した中期計画について「国内外の景気刺激策、社内構造改革、(三洋を買収する意向の)パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)によるTOB(株式公開買い付け)完了後の相乗効果により、2011年度に必ず大きなリターンがあると思っている。11年度の営業利益900億─1000億円は一定の手応えを感じている」と語った。

 09年3月期─11年3月期における投資総額は従来の3600億円から2900億円に減額した。ただ、太陽電池と二次電池の戦略2分野での投資額は従来の1950億円から1900億円とほぼ横ばいとした。

 (ロイター日本語ニュース、浜田健太郎)

 
 
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