ロンドン株が一段安、S&Pの英国格付け見通し変更で
[ロンドン 21日 ロイター] 21日序盤のロンドン株式市場で、FT100種総合株価指数が下げを拡大した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による英国の格付け見通し変更が嫌気されている。
同指数は一時約2.8%安の4342.12に下落。その後は4月の英小売売上高が予想を上回ったことを受けてやや戻している。FTSEユーロファースト300種指数は2.1%安の857.83。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日、英国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正した。長期格付けの「AAA」と短期格付けの「A─1プラス」は確認した。
S&Pのクレジット・アナリスト、デビッド・ビアーズ氏は声明で「財政緊縮化が進められたとしても、政府の債務残高の対国内総生産(GDP)比が100%に近づき、中期的にその水準付近にとどまる可能性があるとみているため、英国の格付け見通しをネガティブに修正した」と述べた。
また、英国の収入基盤の毀損(きそん)がどの程度早急に修復されるかについて、英国政府よりも慎重な見方を取っていると指摘した。
S&Pの発表を受け、英国債先物とポンド相場は急落している。
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