一部アジア諸国、新型インフルエンザの影響受けやすい=WHO
[マニラ 22日 ロイター] 世界保健機関(WHO)の伝染病専門家ジュリー・ホール氏は22日、若年層の人口が多く、慢性的疾患のケースが目立つアジア諸国は新型インフルエンザ(H1N1型)の影響をより受けやすい、との見方を示した。
半面、重症急性呼吸器症候群(SARS)や鳥インフルエンザの広がりなど過去の経験をいかし、アジアでは新型インフルエンザ感染拡大に対しこれまで以上にしっかりとした準備が整っていると語った。
しかしながら、一部のアジア諸国では適切な医療サービスが依然整っていないことも指摘した。特定の国名には言及しなかった。
「一部の(アジアの)国が新型インフルエンザのウイルスの影響を受けやすいかと問われれば、残念ながら、受けやすいというのが回答だ」と述べた。
若年層や妊娠中の女性が多く、糖尿病や肥満といった慢性基礎疾患のケースが多い国はとりわけぜい弱とした。15─44歳の感染が多いという。
「最大の懸念は、多くの人々がほぼ同時期に感染し社会に重圧をかけることで、社会の機能が停止し、医療サービスが提供されない状況に陥いることだ」と述べた。
マニラに拠点を置くWHO西太平洋事務局の管轄地域で確認されている新型インフルエンザの症例は、ニュージーランドで9人、オーストラリアで8人、中国で5人、韓国で4人となっている。フィリピンでは前日初のケースが確認された。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.














