中国指導部は米経済に信頼=米中作業グループ共同議長

2009年 06月 1日 17:51 JST
 

 [北京 1日 ロイター] 米中作業グループの共同議長を務めるラーセン米議員は1日、訪問先の北京で記者団に対し、中国政府高官との一連の会合のなかで、中国指導部は米経済に対して信頼を持っているとの印象を受けたと述べた。

 同議員は、中国政府高官は米経済の先行きについて一概に楽観的な見方を持っており、米国と協力する意欲を持っているとの印象を持ったと語った。 

 現在ガイトナー米財務長官が北京を訪問中で、米国の巨額の財政赤字とゼロ金利政策がインフレ懸念を増大させ、結果的にドル相場と米国債に悪影響を及ぼすとの不安の解消に努めている。

 ラーセン議員は「インフレ懸念もドル相場への懸念も、中国指導部が示した米経済への信頼感で緩和された。中国指導部は米経済が世界経済の回復をけん引すると期待している」と述べた。

 米中作業グループは中国を約1週間にわたり訪問。王岐山・副首相、中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁、陳徳銘商務相らと会合を持った。

 ラーセン議員は中国高官らと、中国人民銀行と米連邦準備理事会(FRB)の間のホットライン開設について話し合ったことを明らかにし、一連の会合の基調は協力的で、対立や批判はむしろ影を潜めていたと指摘、「中国指導部は米国との関係についても非常に肯定的に話していた」と述べた。

 
 
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